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看護部のあゆみとこれからの目標

看護部長 大澤隆精神看護の2つの柱
精神看護には、大きく2つの柱があります。1つ目は、激しい症状に苦しむ患者さまに対し、薬剤をうまく用いて症状をコントロールすることを助ける急性期の看護、そして2つ目は、症状が安定した患者さまに対して自分で症状をコントロールしながらこれまでの生活を取り戻すことを助ける生活リハビリの看護です。

当院の看護の変革によって、私たちを襲った不安
当院は長らく、「鳥は空で、魚は水の中で生活することが自然であるように、人間は社会で生活することが自然だ」という考えのもと、精神を病んだ人が、これまでの生活を取り戻せるように、じっくりと患者・看護師の人間関係を通して生活リハビリを一緒に行う看護に力を入れていました。しかし、約10年前、社会の変化に伴って、当院は慢性期中心の医療から急性期受け入れの医療へと変化させることに取り組みました。積極的に救急患者を受け入れ、激しい症状で苦しむ患者さまの苦しみを取り除きたいと、みんなで勉強し、熱心に新たな看護に挑戦しました。
しかし日が経つにつれて、急性期の看護に振り回されて、本当に大切な看護の本質を忘れかけてきたような不安が私たちを襲ったのです。

「光愛病院ならではの精神看護を創りたい」という挑戦
そして5年前、「光愛病院ならではの精神看護を創りたい」そんな思いから、もう一度自分たちの看護を見直して、新たな看護部創りへのチャレンジを始め、そのチャレンジの1つが「新卒看護師を採用する」ということでした。
これまで当院は、学校を卒業してすぐの新人採用を受けいれては来なかったのです。しかし、次代を担う原動力として、柔軟な発想を持つ新人を仲間に入れることで、これまでとは違う新たな看護を創りだす力になってほしいと願って、積極的に新人看護師を受け入れようと決めました。これは、若いみなさんとともに、新たな自分たちの看護を創っていくための変革です。

そのために必要な人材

みなさんには、次代を担う原動力になってほしいと願っています。
だからこそ、「本気で精神看護がしたいと」思う人、そして、「どうすればもっとうまくいくだろう?」と、患者さまとともに一生懸命考えることが出来る人を求めています。
また、看護は1人ではできません。だから、チームに対して自分の意見を述べ、人の意見にも耳を傾けて、最善の看護をみんなで考えることが出来る人に就職していただきたいと願っています。

*当院が求める看護師像*
回復の査定 状態把握 セルフケアが査定できる。
関係構築を意図(工夫)できる。
ケアの組み立てができ、ケアがパッケージできる。
ケアの実践と評価ができる。
カンファレンスが活用できる。
ケアを具体化する行動意欲がある。


私たちは、精神科看護師を下記のように規定しています。
  1. 特に人権への配慮を意識し、人権擁護の立場を忘れることなく、看護を具体化する。
  2. 看護の具体化に向けて、チームに働きかける
  3. プランの具体化に患者様の声を反映させる
  4. チームの一員として、その意識をして協力する
  5. 患者情報をチームで共有する
  6. 業務上の報告・連絡・相談を義務とする
  7. ケース検討を計画する
  8. ケアプランの実行と実践評価を業務の中心とする

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看護部の理念を以下のように定めています。

1、私達は、セルフケア理論に基づいて、患者様の回復を支え、自己成長する自分に気づき、さらに質の高い看護を目指します。

2、私達は、患者様と地域社会のつながりを大切に、常に連携をとることを意識し、医療チームの一員として役割を果たします。

*看護部目標*
1、「人間関係をつくる」という考え方を大切に、自己を積極的に振りかえる。
2、患者のセルフケアを高める技術の一つとして、行動形成法導入の基礎づくりを行う。
3、医療チーム間のコミュニケーションを充実させる。
4、他職種や地域のケアスタッフとの連携を密に行い、患者が地域で生活する力を最大限に引き出す。


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