あなたの学びをサポートします精神看護のストーリーstory
当院のナース
准看護師 西川洋子
人の役にたつ仕事がしたかった
「もっと人の役に立つ仕事がしたい」別の仕事をしていた私は、そんな思いで看護師を目指そうと考えました。社会人だった私は、生活を維持するため働きながら学べる准看護学校に進学することに。そして、精神科病院で助手として働きながら、准看護師資格の取得を目指しました。精神科の病院に対して、当時は少し怖いイメージを持っていたのは確かです。しかし日を追うごとに、そんなイメージは払拭し、患者さまとの触れ合いに魅力を感じるようになっていきました。
「光愛病院で看護がしたい」と思った
患者さまに教えられながら
精神科で助手として働くようになって2~3日が過ぎたころ、自立されている患者さまの買い物に付き添うことになりました。しかしその方は「歯が痛い」と訴えられていたんです。入れ歯をされていたその方の口を見ると、入れ歯は入っていません。だから私は「歯は外してあるから大丈夫!さぁ行きましょう」と手をつないで行こうとしたら、コツン!と手が飛んできました。その頃の私は、まだ何も分からずに大きなショックを受けました。しかし今思えば、「痛い」という訴えに耳を傾けず、自分の都合で業務を流そうとしていた事、「歯が痛い」=「歯がないから痛くないはず」と短絡的に考えてしまった事など、反省点がいっぱいです。そんな風に、いろんなことを患者さまに教わりながら学校に通い、准看護師資格を得ました。
一度離れて感じた精神科の魅力
当初はそのまま看護師資格取得を目指すつもりだったのですが、家庭を持ち、そのうえ働きながらの学生生活はとてもハードであり、家族を犠牲にした部分もあったのです。そのため、また3年間家族を犠牲にしたくはないと考え、准看護師として働くことを選びました。資格取得後は精神科を離れ、リハビリ病棟で勤務をしていたのですが、一般科では身体面の回復を援助することが中心となり、「どんな気持ちで入院生活を送られているか?」は二の次です。処置に追われて患者さまの心理面に関わる時間が持てない現状にジレンマを感じる毎日が・・・。そして気がつけば、「患者さまの内面に深くかかわれる精神科病院に戻りたい」という思いを持つようになっていました。
光愛病院の看護に感動
「光愛病院の看護は質が高い」という噂は以前から耳にしており、憧れの病院でした。しかし、准看護師採用をしていないことを知っていたため働くことをあきらめていた病院でもあったのです。そんなある日、当院のホームページに掲載されている看護師さんの看護の話を読んで涙があふれました。看護の話に感動し、「やっぱり精神科看護がしたい」「光愛病院で看護がしたい」と強く思ったのです。そこで看護部長に電話をかけてその思いを伝え、採用していただくことが出来ました。
当院に就職して一番感動したのは、セデーションをかけないということ。興奮されていても、なぜ興奮されているのかを考え、その要因を取り除けば落ち着かれるのです。その様子を目の当たりにした時は「本当にここに来てよかった」と心から思いました。また、チーム全体でその人にとって一番幸せな選択を考え、地域につなぐ援助も積極的です。院内のイベントなどでは患者さまの持っておられる力をうまく活用し、自信につなげ、持てる力を一層引き出す援助が自然に行われています。こんな環境で看護が出来ることが、今の私の誇りであり、とっても嬉しい毎日です。私もここで、患者さまを一番に考えながら看護を続けていきたいと思います。











